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黒龍江大学
現地調査日:2006/09/05
6.コメント
以下、06/09/05執筆
●1981年から留学生の受入れを始め、25年にわたる豊富な留学生教育の経験を持つ。黒龍江省唯一のHSK指定校であると同時に、漢語教育基地であり、漢語教育の新しい手法は黒龍江省の中でまず初めにここに導入される。
●また、中国教育部(日本の文部科学省に相当)指定の政府奨学金留学生の受入れ校にも指定されている。
●日本人にとっての最大のメリットは、これだけ恵まれた教育環境であるにもかかわらず、日本人が少ないことにある。本科生を含めての数字になるが、長期留学生約700名のうち、日本人は5%の35人。20人に1人の割合であり、つまり、20人1クラス換算でいくと、日本人は1クラス1人ということになる。
●大規模校であり、学生数が多いためアットホーム的な環境は望めないが、その分教育システムは整っており、例えばクラスが6段階16クラスもあるなど小規模校では望めない環境が揃っている。また北京、上海、大連などと違って、ここでは韓国人とロシア人で留学生の9割を占め、日本人は完全なマイノリティである。標準語が話される東北地区であることを含めて、この大学を選択するメリットがある。
●日本語学科の学生は年々増え続けており、今学期は約270名である。日本人留学生の約8倍であり、互習相手の確保には事欠かない。
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